Facebookからの一足早いバレンタインデープレゼントなのだろうか、「プロフィール動画を追加しよう」とお知らせが届いた。
2月12日の深夜、iPhoneのFacebookを開いた途端、こんな表示が飛び込んできたのである。
■せっかくだから誘いに乗ってみた
「プロフィールに動画を追加しよう」
動画は私のような世代にはちょっと敷居が高いのだが、Facebookの新機軸かしらん?
迷ったが、せっかくだからFacebookのお誘いに乗ることにした。
「今すぐチェック」をクリックしてみる。
プロフィール動画を新たに撮って載せるか、既存の動画を使うかのを選択できるらしい。
全容を知りたいので「自撮り」することにし、上のリンクをタップ。
すると、動画の撮影画面に切り替わった。
上の写真はパソコンの画像である。
私はiPhoneで斜め右上から自撮りして画面を切り取ったのだが、保存されたファイルをあらためてPCで見たら「mp4ファイル」になっており、こんな表示になった。
撮影時間は7秒ほどだ。
「こんばんは」と名前を告げるだけではだいぶ余る。
「プロフィール動画だそうです」と余計な言葉をしゃべりながら、つっかえてしまった(お恥ずかしい)。
撮影が終了すると自動的に「サムネイル選択ページ」に切り替わる。
動画になったサムネイルが7コマあり、タップして好みの画像を選べる。
このサムネイルは上部に例が出ているように、今までのプロフィール写真に代替するらしい。
Facebookの個人ページを開くと、写真がプロフィール動画に変わっていた!!
「動画」になった証拠にこの画像、動いている!(ハリー・ポッターの世界みたいで、私には少々気色悪い印象だ。やれやれ)
プロフィール動画をタップすると右の写真のように画面が替わり、「プロフィール動画を表示」をタップすると再生画面となり動画を見ることができる。
お断りしておくが、動画は7秒で終わるがエンドレスに繰り返される(うざいと感じる私は”古い”のだろうか)
■プロフィール動画は「公開」だ!
動画の説明に追われて、肝心なことを最後に書くことになった。
このプロフィール動画の共有範囲は「公開」だ。
Facebook内はもちろん、外部検索をOKにしていれば誰でも(見ようと思えば)あなたの動画を見ることができる。
プライバシーを気にする人は、動画アップにはご注意ください。
こんな風に書くとFacebookが大きなお世話を避難しているように聞こえるかもしれない。
そうではない。私は「プロフィール動画」を前向きに受け止めている。
なぜなら───
<コレって、私が実在の人物である完全な「身分証明」だから!>
写真ならネット上のどこからでも引っ張ってきて、偽アカウントをいくらでも作ることができる。
そこがFacebookの最大の弱点だった。
Facebookはいくら苦言を呈されても「個人認証」を導入する気はない。
でも自己紹介の「生動画」すなれば入手が著しく困難になり、その意味ではアカウントの身分証明になり得る。
「プロフィール動画」をアップするなら、撮り下ろしがおすすめだ。
生っぽい方がFacebook的だし、より信用されるだろう。
気取らない、素顔のあなたが身分証明にうってつけだ!!
■案外少ない?! プロフ動画を作ったユーザー
さて、一晩たって友達のサイトを見てみた。
昨夜は、ドンピシャその時間にプロフィール動画という機能がFacebookから発表されたと思ったのだが、調べてみるとこの動画、1月半ばころから登場していたらしい。
さぞかし「7秒勝負」で自分をアピールする素晴らしい動画が続々アップされているだろうと思ったのだが、私の周りでは「プロフィール動画」をアップしている人そのものが少ない。
世代が”古い”からなのだろうか。
それともみんな、すっぴん素顔なんか見せたくないのか?
ハッピフレンズデー動画はあれほどアップした人が多かったのに。
「個人認証代わりの身分証明動画になる」という私の期待、肩透かしになるかもしれない。
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