★facebookの「いいね!」が進化、「ひどいね」など感情表す5つのボタンを追加!

いいね!が進化
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facebookの「いいね!」ボタンが進化した。
「超いいね!」「うける」「すごいね」「悲しいね」「ひどいね」ボタンが追加され、記事や画像に対する感情表現ができるようになった!
日本国内では2016年1月14日頃から実装されたようだ。

 

■超いいね!・うける・すごいね・悲しいね・ひどいね

ニュースフィードを見ていると近頃、ピンク地に白抜きの「♥マーク」が目につかないだろうか。
「超いいね!」ボタンである。より深い感動、共感を示すことができる。
いいね!」の親指マークに加え今回、投稿への5つのリアクションが追加された。
これだ!

いいね!に5つのリアクションを追加

「いいね!」の他に5つのリアクションが追加された

 

アメリカのfacebookでは2015年10月から「いいね!(Like)」ボタンのほかに、「Love」「Haha」「Wow」「Sad」「Angry」の5種類のリアクションボタンを追加していた。
日本語表記では左から、「いいね!」「超いいね!」「うける」「すごいね」「悲しいね」「ひどいね」と訳している。
facebookは芸が細かく、スマートフォンでは5つのリアクションの表情が微妙に変わる(上と下の絵、違っているでしょう? パソコンではこの”サービス”はない)。
いいね!もコブシが上下に動くし、ハートマークもかすかに膨らんでドキドキ感を表現している。

 

■マイナスの話にもリアクション

ただこれだけのことなのだが、なんだか楽しくなる。
今回は翻訳もイケているんじゃないか。
「超いいね!」は使いやすいし、「うける」も若者言葉として定着した。
「悲しいね」「ひどいね」が追加されたことで、これまで「いいね!」しにくかった「事故に遭った」「風邪ひいた」などのマイナスのエピソードにもリアクションしやすくなった。

 

新しいリアクションボタンの実例

新しいリアクションボタンは記事に人間味を加えている

 

facebookが表情豊かになった、私は思う。
追加されたボタンはみな暖色系なので、明るく見えるのもいい。
でも告知が徹底されていないのか、使っている人はまだ少ないようだ。
私も先日、息子とファミレスで話題が出るまでこの新規ボタンの使い方を知らなかった。
それまでは<いいね!の横に変なのがあるなぁ>と思っていたのだ。

 

◆いいね!リアクションボタンの使い方

  1. いいね!ボタンを長押しする
  2. すると、いいね!と他の5つのリアクションボタンがポップアップ表示される
  3. この中から気分にあった「顔文字」をタップする

これだけだ。パソコンの場合は「いいね!」にカーソルを当てるとボタンが表示される。
このボタンが表示されるようになって、私のfacebookの見方が少し変わった。誰がいいね!をしてくれたのか、確認するようになったのだ。

  1. いいね!ボタン上の「○○さん、△△さん、他●人」のリンクをタップ
  2. すると記事表示画面に切り替わる
  3. 記事の下方に「──、他●人がリアクションしました」のリンクがあるので太字の「他●人」(下の赤い枠)をタップ
誰がどんなリアクションか

新しいボタンの出現で「誰がどんなリアクションをしたか」見たくなった

 

実際にやってみよう。
上の画面、「他35人」(赤い枠)をタップしてみると───

 

友達のリアクション

友達のリアクションが一覧表示される

 

友達のリアクションを一覧で表示された。
この記事は、私の父親が病で倒れたことを「ブログに書いた」と報告する記事なので、「悲しいね」ボタンを押してくれた人が多い。
一人だけ「超いいね!」を表すハートマークを押した人がいる。見当はずれのリアクション?!
実はコレ、私がこの記事のために検証用に押した。

 

■facebookが少し大人になった?!

と言うように、慣れてくれば多くのユーザーが投稿記事に合わせて同じ「共感」でも、その人の感情に合ったボタンを押すようになるのではないか。
プロフィール写真の横にそのユーザーがどんなリアクションをしたのかが表示されている。
なかなか興味深い。

 

蛇足だが、画面右側の「人物✔」のブルーのマークは、このユーザーが「友達」であることを示している。下にスクロールすると灰色の「人物+」マークも出てくる。これはいいね!をチェックしたユーザーとまだ「友達ではないユーザー」を表している。

 

LINEなどの普及で「顔文字」は日本のソーシャルメディアには欠かせないものになっている。
今までfacebookは前向きな「いいね!(Like)」一辺倒で、うしろ向きの評価を認めてこなかった。しかし”共感”には当然ながら悲しい気分や怒りの感情も含まれることがある。
今回、facebookはそれを素直に受け入れた。
facebookも少しは大人になったらしい。

 

表情豊かになったfacebookをあなたも試してみてはいかがだろうか。

 

ジャーナリスト石川秀樹

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