当たり前のことなのに、ふと分からなくなることって、ないだろうか？
昨夜、Facebookのタイムラインに書いた記事を「グループにシェア」しようとしたところ、シェア先の対象に「グループ」や「Facebookページ」が見当たらない。
はて、できないんだっけ?! そんなばかな。絶対あるはずだ。
しばしスマホで試行錯誤。
「これかァ！」
私の物忘れのせいではなく、シェアのやり方がスマートフォンでは変わっていたのだった。
昨夜は遠方にいる家族に読ませたくて、「秘密のグループ」にシェアするつもりだった。娘がプライバシーにうるさいので、「それでは」とわが家は全員で「秘密のグループ」を作っている。
1人1人のタイムラインにシェアすると、友達にまで記事が漏れてしまうので、「秘密のグループにシェアする」ことが重要だった。
◆個人ページで書いた記事をスマホで「グループ」にシェアする方法
スマホのFacebookアプリで記事をシェア。
するとこの画面になる。
スマートフォンで個人ページの記事をシェアするとこの画面になる
「今すぐシェア」を選ぶと、自分のタイムラインで「公開」することになる。今回、それはまずい。
とりあえず「投稿する」を選択。
するとこんな具合に画面が切り替わった。
あれっ?! 投稿画面は「公開」になっている
キャプションに書いた通り、 投稿画面の「共有範囲」は「公開」になっている。
これでは「今すぐシェア」と変わらない！
だから「▶」をタップして「投稿の共有範囲」を表示させた。
「公開」「友達」「知り合い以外の友達」「友達：次を除く」「自分のみ」と共有範囲が出てくるが、グループもFacebookページも表示されない。
もっと表示させるために「その他」をタップしても、「リスト」がずらずら並ぶだけである。
はて？ 元の画面に戻って考えてみる。
画面をよく見ると「タイムライン」の太文字の下に小さな文字で「タップして変更▼」とあるではないか。
試しにタップすると────
今度は「グループ」と「Facebookページ」もある
出た出た！ これだったんだね。
話の展開上、回りくどく書いてしまったが、「グループ」や「Facebookページ」に記事をシェアしたいときは「タップして変更▼」から進めばいいわけだ。
「グループ」をタップすると、自分がメンバーになっているグループ名が表示されるから、シェアしたいグループ名をタップすればいい。
（赤枠の下にと並んでいるのは「自分が管理しているFacebookページ」だ）
投稿の共有範囲が公開から石川ファミリーに変わった
グループ名をタップすると、共有範囲は「公開」から上の写真のように変わる。
「投稿する」をタップして、グループに記事がシェアされた。
◆デスクトップで「グループ」にシェアはもっと簡単！
ここまではスマートフォンでのシェア方法を説明したが、パソコンでシェアするなら戸惑いは減ると思う。
記事下の「シェアする」をクリックすると、「今すぐシェアする」「シェア…」「メッセージで送信」が表示される。
「シェア…」をクリックすれば投稿用画面に切り替わる。
投稿の共有範囲は当初「自分のタイムラインで共有▼」と出てくるので、「▼」をクリックしよう。
パソコンでシェアする場合はもっとわかりやすい
切り替わったメニュー欄に「グループでシェア」があるのでそれをクリックすれば、スマホの時と同様にグループを選べるようになる。
普段はデスクトップを使っていたので、私はこちらの方式に慣れ切っていた。
■「公開グループ」にシェアすると記事は漏出する
今回は記事を家族だけに見せたかったので、「秘密のグループ」にこだわった。
「秘密のグループ」や「非公開グループ」にシェアすれば、メンバー以外に記事が広がることはない。
しかし「公開グループ」は別だ。
イメージ図を掲載しておく。
私が記事や写真を公開のグループにシェアすると・・・・・
私が記事や写真を公開グループにシェアすると、記事はグループのタイムラインに表示される。
この記事を目にするのはグループメンバーのみに限らない。
グループは公開されているから（グループの境界線を点線で囲んだように）Facebookユーザーは誰でも、グループを見つけグループ内の記事を閲覧することができる。
メンバーの誰かが記事をシェアすれば、メンバー外の目にも触れることになる。
さらに記事をシェアする際に、「友達」をタグ付けすることもできるので、記事はもっと多くの人に読まれる可能性がある。
また、グループにシェアした記事は、Googleなどの外部検索にもヒットする。Facebookの外にいる人にも可視化されるわけだ。
つまり、グループメンバーだけに見せるつもりで公開グループのタイムラインにシェアしても、記事はグループの境界を飛び越えてしまうのである。
この辺は「公開」「非公開」「公開」グループの違いがわかっていないと理解しにくいかもしれない。
このテーマについては近日中に、あらためて解説したい。
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