先日、「LINEに誘導詐欺」のことを書いた。
Facebookのメッセージを使って「慣れないから」とLINEに誘い、
さらに「LINEが調子悪いから」などといってチャットに誘う。
そこが「サクラサイト」で法外な料金を要求される、という手口。
★LINEに誘いカネをせしめる新手口! スパムされ放題のFacebook
きょうはその続報。
Facebookがようやく対応したのだ。
「中島レナ」にご注目。
「スパム報告されたので」メッセージを削除した。
なるほど、ご苦労様。
ついでに赤枠のアカウントを見てほしい。
これらはいずれも「中島レナ」と同様、スパムアカウントだ。
外国人女性名だからだまされる人はまずいない。
Facebookもさすがに英語への対応は早く、
着いた時にはメッセージを削除済みだった。
メッセ―ジにこれだけスパムが来るのだから、
プライバシーを公開設定するときは“覚悟”が必要だ。
で、次の問題だ。
ブルーの枠「矢野麗菜」もスパムアカウントだ。
これは削除されていない。
(ぬかったな、Facebook!)
でも、メッセージを読めばほぼ“スパム”とわかる。
こんな感じのメッセージが来る。
文面は「中島レナ」ほど露骨ではないが、明らかにLINEへの誘導。
この程度でFacebookは削除をためらってしまうようだ。
と言うことは、だまされる人が出てくるかもしれない。
そこで矢野麗菜のウォールに飛んでみる。
友達3人が矢野と友達になってしまったようだ。
こういうスパムは「スパム報告」をしてブロックするに限る。
「報告」→「ブロック」の順だ。
こういう輩はみんなでFacebookから追放しなければいけないからね。
【スパムアカウントを「報告」「ブロック」】
意外にどこに「報告への入り口」があるかわからない。
カバー写真の右下、「メッセージ」の隣の「…」をクリックすればいい。
プルダウンメニューの「報告・ブロックする」を選択。
「報告を送信」にチェックを入れるとさらにプルダウンされる。
今回は「アカウントを報告」が正解かな。
「承認」をクリックすると
たくさんの選択肢のなかから「偽アカウントです」がピッタリ。
理由は今回は「いじめや嫌がらせ」を選んだ(「詐欺」がないので)。
すると、この画面に。
これで「ブロック」もできた。
「続行」をクリックすると「ブロック効果」の説明がズラリ。
これでひとまずスパムアカウントと縁が切れるが、新手は続々。
報告したようにFacebookの対応は後手に回りがちだ。
Facebookユーザーの中にもたちの悪いやつはいる、
その存在確率は現実社会より多いと思う。
「おいしい話」はないことをもう一度肝に銘じてほしい。
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