■法外な料金をあらためず「特別料金」をアピール
個人的な「解約月」の物語はこんな感じであったのだが、
大所高所から見ればこの問題、少しも解決していない。
再三再四にわたって書いたので重複の説明は控えるが、
「解約月」のような“奇っ怪な制度”があるのは、通信キャリアたちが、
本来ならもっと格安で合理的な料金設定ができるのに、
法外な料金をあえて放置して、その対比として一見「格安」に見える料金を
「特別料金」として“2年縛り”を設けている、ということである。
「格安でお得」と思わせる特別料金で例えばソフトバンクは
年間1兆円を超す営業利益を上げている(2013年度決算)。
もっともっと通信料金は下げられるはずだが、その議論はひとまず置く。
「特別料金」のまやかしを解いて、それを通常料金にすることが先だ。
今すぐにでもできることを、まったくするそぶりが見えない。
この原因は、企業の体質、姿勢が劣悪であることを除けば、
こんな悪法(悪辣な方法)に異議申し立てをしない国民にある。
私なぞが片隅からいくらブログを書こうが、巨大企業には痛くもかゆくもない。
届きもしないし、届いたとしても黙殺で終わりだ。
ソーシャルメディアの時代だ、期待はかけている。
前回のブログはかつてないほどの反響をもらった。
しかしいかんせん数千の数では蚊が止まったくらいにも感じないらしい。
まことに悔しいから、今回もこうして書いているわけだ。
■「ウソをまかり通している」のは我々国民だ
ケータイ2年縛りの解約金の話なぞ、些末なテーマである。
だとは思うが、「ウソがまかり通っている」という視点で見ると、
こいつはなかなか些末どころではない、いい所を突いている。
通信料金は大幅に下げられる(なにしろ1兆円の利益だ)。
しかもサービス顔して“特別”料金をうたいユーザーを囲い込んでいる。
“違反”しようものなら懲罰料金の請求だ。
なんでこんなばかな料金が通用するのか?
ウソがほとんどバレかけている、
それなのに、大人しく「仕方ない」と思い込んでいるからだ。
似たようなこと、気がつかないか?
原発のこと、安倍晋三政権の先祖返りしたような防衛政策・・・・・
大きなウソで国民を丸め込み、今も好き放題を続ける。
痛い事実や歴史を眼前してさえ、喉元過ぎれば忘れてしまう。
こういうウソには必ず政官財学・メディアが一役買っている。
ひとりよがりの傲慢、私には同じにおいと感じられる。
大きなウソには異議申し立てをしたい。
非力でも訴え続けるしかない。
みんな、あきらめないでほしい。
【「解約金拒否の論理」関連ブログ】
★解約金をつぶせ! 3キャリアの”談合料金”に「No」と言おう
★“解約金”拒否の論理! ユーザー脅して囲い込み、に屈してはいけない
★“解約金”拒否の論理2 孫社長、まことに惜しいことをした・・・・・
★ケータイ「解約金」撤廃こそ本丸だ! CIMロック解除だけでは足りない
★スマホ「2年縛り」解消見送り! 甘いぞ総務省、割高料金放置は怠慢だ!!
- 1
- 2
y!モバイルから、しょっちゅう
スマフォにのりかえろというメールが
来るのですが、
いまだに、かたくなにメインはPHSです
スマフォは、当分の間、
DoCoMoのF-07C(Windows7携帯)で
充分ばい。
いざとなったら、new3DSもあるし。