5月27日午前9時23分!
目を疑った。
車が突っ込んでくる!!
妻をJR静岡駅まで送った帰り道、交差点に入る手前。
対向車が向きを変えたのが見えた。
前の車が急に減速、後ろの車は信号を渡り切ろうとスピードを上げていた。
追突を避けたくて右に急ハンドルを切った!
『おいおい、俺がいるんだぜ』
目をむいた。
マジ、来やがった!!
一瞬、こちらは左に大きくハンドルを切った。
コンマ何秒、風の音が聞こえたような気がした。
「バカヤロー!」の声も出なかった。
ほんと、ヤバかった、胸がドキドキしている。
対向車は50センチはこちら側にはみ出していた。
振り向くゆとりもなかったが、ぶん殴ってやりたい野郎だ。
■
我ながら反応の良さに感心した。
60歳を過ぎてから、急発進、急ハンドル、急ブレーキ・・・・・
「急」のつく運転はしないことにしている。
「運」がいつまで続くかわからないと思ったからだ。
おかげで明らかに危ない場面は減った。
でも、きょうは逆。
急ハンドルが命を救った。
feel so good!(気分がいい)とはさすがに言えない。
まだ胸の鼓動がおさまらないのだ。
(ほかのことでドキドキしたいよ、まったく・・・・・)
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