★ふつうの人がFacebookで「ブログ」への誘導に成功するただ1つの方法

「解約金拒否の論理」のブログ
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ブログを書いている人なら誰でも“集客”が気になると思う。
ホント、無名の一個人は苦労しますな(実感です)。
それできょうは「ブログ集客」について、気づいたことを書いてみたい。
特にFacebookの活用について私見を述べるつもりだ。

 

先に結論を。
Facebookはかなり効果的だ。
しかし、Facebook自体にていねいに接する必要がある。
つまり、集客効果は高いが、かなりめんどくさい。
ツイッター?
これはもう「誘導」に向いているどころではない。
当然の“主力ツール”だ。
ただし、これにも多少のコツは必要なようだ。

 

■「解約金拒否」投稿でFacebook効果に気づいた

ブログを書いている人は、ツイッターやFacebookなど、
他のソーシャルメディアをやっている人が多い。
もともとネットで何かを書くという人は人口の5分の1程度で、
同じ人がブログをやり、メルマガを書き、mixiだ、ツイッターだ、
Facebook、linkedinといろいろ手を出している。
(Lineは若い人を中心に上記の範ちゅうに入らない人もやっているが)

 

かく言う私は、ツイッター、Facebook、ブログの順で書き始め、
ブログ歴は3年2か月と、やや遅れてやって来たブロガーだ。
(ブログが一気に普及したのは2002、3年頃)
長らく「アメブロ」で、今年3月から「自作ブログ」に切り替えた。

 

アメブロ時代、“誘導”に使っていたのはツイッターだ。
Facebookは当初使ってみたが、じきにやめた。
投稿に付く「いいね!」が、ブログ誘導記事では極端に落ちるからだ。
それで「Facebookは“入り口”としては不向き」と決めつけていた。

 

「解約金拒否の論理」のブログ

大きな反響を呼んだ「解約金拒否の論理」のブログ。読んだ人の80%がFacebookを経由していた

 

どうやら勘違いだったようだ。
気づいたのは連休明けに書いたこの記事がきっかけだ。

★“解約金”拒否の論理! ユーザー脅して囲い込み、に屈してはいけない


携帯・スマホ周辺の「解約金拒否」の理屈を書いたものだから、

時流に合っていたらしく3日間で8000PVくらいの集客となった。
そのうちの60~80%がFacebookからの“お客様”だった!!

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ブログを読んだ人の7割強がFacebookからのお客様

アメブロ時代、よく「アクセス解析」を利用した。
時間ごとに1日のPVが分析できるのだが、
ツイッターでツイートした時間帯では確実にPVが跳ね上がる。
ツイッターの効果は間違いなくある。

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新しいブログになって、時系列的に数字を追うのは難しくなった。
代わりに、サイドバーにリアルタイムで「概況グラフ」が出る。
今回それを見ていて、PVが跳ね上がった瞬間があり(PVが495)、
その後も同様の山がしばらく続いた。
これはツイッターの集客が利いている、と思った。

 

しかし翌朝、Googleアナリティクスで分析すると、集客の72%はFacebookからだった。
ツイッターの場合、1記事につき多いときは10回くらい誘導ツイートをする。
反響の薄いときは3回程度に抑えるが、いずれにしても複数回のツイートだ。
Facebookではこれはできない。
ツイッターに比べタイムラインの流れ方が遅いFacebookでは、
重複記事は極端に嫌われるからだ。
回数を重ねられないFacebookにこんなに誘導効果が出るのは意外だった。

 

 ■いいね!ボタンによる拡散効果か

“異変”はさらに翌日起こった。
前日のPVは2855で新ブログにして以来の新記録。
ところが2日目、勢いは衰えずリアルタイムグラフは昨日より高めに推移している。
あわててツイッターで前日に続き誘導ツイートを繰り返した。
それでこの日のPVは7516となった(自分史上の新記録!)。

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今度こそツイッターが大貢献と思ったが、この日もソーシャルで活躍したのはFacebook。
PVの78%はFacebookを経由してのものだった。
この理由はブログ記事の末尾に置いてあるソーシャルボタンだと思われ。
初日この記事がいただいた「いいね!」は541(ものすごい反響だ)。
2日目、初日との総計で1056いいね!に達した(ツイートボタンの10倍)。

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ご存じのように「いいね!」「ツイート」ボタンの効果で
記事はソーシャルメディアの中で拡散していく。
初日より2日目の方がPVが多かったのはこの拡散効果のおかげだ。

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■コツは初動の情報発信をていねいにやること

ただ、きょうくれぐれも言っておきたいのは、
“Facebookの拡散効果”などという当たり前な知見についてではない。
拡散効果はおまけのプレゼントみたいなもの。
なにより大切なのは
初動の情報発信をていねいにやることだ、ということ。

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ていねいにやる、つまり手抜きしたらダメである。
ツイッターやFacebookで自動投稿する人がいる。
論外だ!
舞台はソーシャルメディアですよ、すごく人間くさい。
そんな状況で自分のわずかな省力のためにアプリを使う。
「自分はツイッターやFacebookに片手間参加してるだけです」
と触れて回るようなものだ。

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僕も当初はFacebookでもブログ誘導記事を書いた。
心をくだいて書いた、でも手ごたえがなかった。
ていねいに対応してさえ誘導記事は心を引かない、それがFacebookだ。
まして自動投稿なんかでは、という話なのだ。

 

ブログを読まなくてもわかるほど「要約」に腐心

ついでに説明しておく(ついでだが、すごく重要なことだ)。
見向きもされない不人気投稿は、少数にしか表示されないんですよ。
自分には100人のFacebook友達がいるから100人に見られる、
というのはあなたの幻想にすぎない。

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反応が得られない投稿は数人に表示されるだけかもしれないのだ。
この点、大半の人が誤解している。
もっと言えば、Facebookでは友達と交流していなければ、
ふつうの投稿も友達のところになかなか届かない。
(Eメールのような確実性はないのがFacebookです)

 

そんなわけで、Facebookはめんどくさいソーシャルメディアだ。
Facebookを利用しているユーザーも同様だ。
実名慣れしていない日本であえて実名投稿するのだから、リテラシーが高い。
お客さまの質でいえば“うるさい客”で投稿に対する目が厳しい。
だから「誘導記事」にめったにいいね!しないが、
それでまったくブログを見てくれないわけではなく、
少数の人はわざわざ足を運び、共感すればブログ記事にいいね!する。

 

新ブログに変えて以来、ブログを書くとFacebookで紹介するようにした。
「ブログ更新しました」などとは書かない。
ブログの内容をきっちり書き込む。
その記事を読んでくれればブログを読まなくても趣旨がわかるほどに。

 

ブログをアップした直後にはFacebookの個人ページに紹介記事。
数時間離してから、今度はFacebookページに書く。
書く内容はゼロから書き直し、個人ページとは別のものにする。
ツイッターでは2、3文言を変えるだけだが、
Facebookでは「要約」を書くつもりで心を込める。
これだけやっても誘導効果は「数撃ちゃ当たる」のツイッターの方が大きい。
通常は。(ツイッターは21万フォロワーでツイート回数も多いから)

 

■機械では表せない書き手の熱い思い

言葉で書いてもわかりにくいだろうから、実例を示そう。
写真左は自動投稿。
(※新ブログでは試験的にFacebookとツイッターで自動投稿設定した)
1時間たっても、反響はゼロに等しかった。
『おかしい。このテーマで?』
そう思ったから、なぜこの記事を書いたか心情に訴えた。
直後に人々が動き始めた(写真右)。
グラフが“瞬間最大風速”を記録したのはこの直後のことだ。

 

解約金のブログを紹介する2つのFacebook誘導記事

機械的なシェア(左)はFacebookでは反応が得られない。ていねいに心情を綴れば大きな共感が得られる(右)

 

同じ記事の紹介なのに、機械がやるのと人がやるのとではここまで違う。
言えば「手間暇かけましょうよ」ということなのだが、
ブログを書く人はもう少しニュアンスを感じ取ってもらいたい。
僕はブログに相当な時間を割き、毎度、力を振り絞って書いている。
なので1人でも多くの人に読んでもらいたい。
そのためにはなんだってする、伝える努力を惜しまない。

 

と同時に、情報を受け取る側の事情も少しは考える。
書いたテーマによって反響はまちまちだ。
僕のブログは極端に差がある。
読んでもらいたいのはやまやまだが、“迷惑”も考慮に入れる。
だから反響が少ないときはツイート回数を抑え、深追いしない。
機械を使わず、グラフを見ながらタイミングを計る。

 

Facebookに代表されるソーシャルメディアでブログへの誘導に成功する
ただ1つの方法は「ていねいに思いを伝えること」、それだけだ。
そして蛇足を言えば、読んでもらうに堪える記事を書き続けること。

 

コンスタントに読んでもらえるようになるにはものすごく時間が掛かりそうだ。
でも粘り抜いて、「信頼」にこたえたいと思っている。

 

★“解約金”拒否の論理! ユーザー脅して囲い込み、に屈してはいけない

★“解約金”拒否の論理2 孫社長、まことに惜しいことをした・・・・・

ジャーナリスト石川秀樹>■■電本カリスマ.com

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