★Facebookのストーカーを99%排除する法! 最後の1%はコレを……

Facebookのストーカー
Ads by Google




Pocket

 

3-3. 「タグ付け」がストーカーにあなたの所在を知らせるかも

Facebookユーザーにとって“思いがけない漏えい事件”を引き起こす元凶が「タグ付け」だ。いくら細心の注意を払ってストーカーに投稿を(特にあなたの写真を)見せないようにしていても、「友達」のタグ付け行為によってあなたの姿をストーカーにさらすかもしれない。
Facebookも「タグ付け」には神経を使っており、「タイムラインとタグ付け設定」を独自に設けている。

 

タイムラインとタグ付け設定

あなたの存在がストーカーに知られる原因になりかねない「タグ」には神経を使いたい

 

ストーカーにおいしいエサをわざわざ投げてやる必要はないので、友達やその他の人があなたをタグ付けしたとしても「あなた以外には見られない」という設定にしておこう(上記の設定は直訳なので意味がわかりにくいと思う。私が示した設定を真似してくれれば大丈夫だ)。
念のため捕捉説明をしておこう。あなたがタグ付けされた記事はどう動くかだ。もしあなたがタイムラインに表示させることを許可したとすると、その記事は「あなたのタイムライン」を経由して→「あなたの友達のニュースフィード」にまで広がっていく可能性がある。するとどうなるか――

 

あなた自身の「友達」は限定されており(現時点で)ストーカーはいない。
しかし「あなたの友達」はもっと無防備だろう。ストーカーはそんなあなたの「友達」の1人を狙って「友達」になっているかもしれない。
あなたの「友達」がもし、あなたの写った写真付き記事に「いいね!」かコメントをすると・・・・、「友達の友達」になっているストーカーのニュースフィードにもその記事が流れる可能性が出てくる。
あなたの所在が知られるのも時間の問題かもしれない。

 

3-4. 「いいね!」やコメントを我慢して!

目下のあなたにとってどうしても避けたい状況とは、ストーカーにあなたの所在を知られることだ。知られないことに全力を尽くすために箇条書きした「3.」「4.」の項目が問題になる。
所在の漏えい元は友達がする「タグ付け」だけではない。
あなた自身の行動によってもストーカーにヒントを与えることがあることを覚えていてほしい。

 

もう一度あなたの状況をおさらいしておくと、ストーカーはまだあなたを見つけていない。なりすました新アカウントではFacebook内検索をしてもあなたは候補にのぼってこない。そこでストーカーが次にすることは、あなたのタイムラインをのぞく。そこにはあなたが友達の投稿に「いいね!」やコメントをした後が残っている。しかもあなたの氏名にはリンクが張られている。万事休す。
「3.友達の投稿に「いいね!」やコメントをしない」とは、そういう意味である。

 

「友達」には義理を欠くことになる。しかし今は緊急事態下だ。親しい友達には事情を伝えてわかってもらおう。あるいは感動した投稿にはメッセージで「いいね!」の気持ちをお伝えする。

 

3-5. 「友達タブ」にカギを掛ける、を友達にもお願いする

まったくストーカー1人がいるだけでFacebookの楽しさが大きく損なわれてしまう。
悔しい。まことに理不尽だ。でももう少し我慢して最後までつきあってほしい。
対処法の最後に「4.タイムラインに在る「友達タブ」にカギを掛ける」について説明する。「友達タブ」とはこれのことだ。

 

友達から見た私の友達タブ

「友達タブ」からの情報漏えいを防ごう

 

おなじみの友達の写真一覧。誰のタイムラインにもあるごく当たり前の光景だが、このタブはあなたにとっては鬼門になりかねないのだ。
例えばあなたがこのタブを「公開」しているとする(Facebookの初期設定は「公開」です。その理由は、Facebookにとって「友達」は何ものにも代えがたい大切な機能だから)。ストーカーがあなたのタイムラインにたどり着けば、あなたの友達を瞬時に知ることができる。友達を知れば今度は友達のタイムラインに行って、友達タブを開きあなたの写真を探すだろう。これでまたしても万事休す!

 

この友達タブはさすがにプライバシー設定ができる。厳重にカギを掛けよう。
公開範囲を「自分のみ」にするのだ(ゼッタイに「自分のみ」だ!)。
「自分のみ」にしても実害はなにもない。友達かぜんぜんいなくて“寂しい人”なんて思われる心配は毛頭ない。なぜなら、公開範囲を「自分のみ」にしても友達からあなたの「友達タブ」を見たとき、共通の友達はちゃんと表示されているからだ。上記はある「友達」が見た私の「友達タブ」だ。友達ゼロには決してならないのでご安心を。

 

◎「友達タブ」にカギを掛ける法

▼友達タブの右上にカーソルを持って行く
▼「ベーンマーク」が現れるのでそれをクリック
▼メニューから「プライバシー設定を編集」を選択
▼「友達リスト」の項目から「自分のみ」を選択

以上はパソコンの場合。スマートフォンからの設定は以下を参考に。

★新版「スマホでFacebookに鍵を掛ける法!」応用がきく方法はコチラ→

 

重要なことを言い忘れた。
「友達タブ」にカギを掛ける、はあなたの友達にも実行してもらわなければ意味がない。別に特別なお願いではないので遠慮しないで申し入れてほしい。現在のようにFacebookに誰がいるかもわからない状態(ストーカーもいれば詐欺師もいる)では、友達タブを公開しないというのはユーザーの“新常識”にしたいこと。堂々と説得していいことだと思う。

 

4. 最後の1%のストーカー対策

4-1. 命には代えられない、こだわりを捨てよう

生命の危険を感じさせるようなストーカーは犯罪者と同じである。
しかもたいてい破れかぶれで、自分の思いだけに凝り固まっている。
問答無用の存在、つまり説得して聞くようなやからではない。
こういう者につけ回され、現実に脅威を感じるなら、もうFacebookをやっているどころではない。無理をせず退会を考えていいと思う。

 

その上で警察に相談を。ストーカーはまぎれもなく犯罪だ。
その他、身を守ることに全神経を集中させて切り抜けてほしい。

 

4-2.復帰を視野に「グループメッセージ」を紹介する

不幸にしてこういう者に出遭うと、なにもかもが嫌になってしまうかもしれない。
暴力や威迫によって人間の自由意思を縛りつけるのはもっとも卑怯で、憎むべき暴力だ。だから、心の奥の奥ではこんな無法に屈しないで、なんとか耐え抜いてほしい。

 

そして時間がたち、いつか光が見えてきたらFacebookにもう一度戻ってきてもらえないだろうか。もうこりごりなのはわかっているけれど。
私はFacebookのつながる力を信じている。この力、捨ててしまうにはもったいない。
お伝えしたい“復帰”の方法が2つある。2つともシンプルな方法だ。

 

  1. グループメッセージ
  2. 秘密のグループ

 

「なんだ、そんなこと知っている」と軽く見ないでほしい。
グループメッセージ」はもっとも簡便だ。
▼核になる友達のタイムラインで「メッセージ」を開く
▼通常は下の写真のように「ミニメッセージ欄」が開いてしまう
▼赤い矢印のように「歯車アイコン」をクリック

メッセージ欄

 

▼メニューから「スレッド全体を見る」を選択
▼すると通常サイズのメッセージページに切り替わる
▼名前の右横にある「+新しいメッセージ」ボタンをクリック
▼新規メッセージに切り替わったら「宛先」に友達の名前を入力
▼すると候補が出てくるから選択
▼メッセージをやりとりしたい友だちを順次追加する

 

以上で準備完了。ふつうに書き込み投稿すれば全員に一斉にあなたからのメッセージが届けられる。誰かが返信すれば、それも全員に届く仕掛けだ。以後、スレッドはずっと続いていく。
グループをつくるような面倒な手順は一切不要。ストーカーをされているときでもグループメッセージで友達と相談することは可能なのだ。Facebookに復帰するのだとすれば、アカウント名はペンネームでもかまわない(もちろんFacebookの規則上は違反だが、危険を冒してまで義理立てする必要はない)。気の置けない友達とメッセージをやりとりしていれば、たいていのことは足りてしまうだろう。

 

4-3. 心おきないやりとりなら秘密のグループ

経験上、もっともおすすめしたい復帰策は「秘密のグループ」だ。
グループメッセージも十分おすすめだが、投稿に「いいね!」するなどのFacebook的な仕組みには欠ける。実務的で乾いた感じがしないでもない。その点「秘密のグループ」は気の置けない仲間だけのFacebookらしいページだ。「いいね!」やコメントができるし、投稿を誰が読んだかも把握できまるでファミリーのようだ。
「秘密のグループ」は外部に向かってはメンバーも非公開だし、グループの存在そのものが隠される。ストーカーなど入り込むすき間もない完ぺきな“小宇宙”だ。

 

私の家族は実を言うと、私以外はFacebook嫌いだった。「ゼッタイにやらない」と娘は言っていたのだが、秘密のグループを提案してなんとかFacebookの世界に引きずり込んだ。妻も弟たちもお嫁さんも積極的なFacebookづかいはいない。それでも石川ファミリーのグループ内では活発なやりとりが続く。お互い離れ離れの家族だが、距離の遠さを感じない。娘はけっこう喜々として日常の写真を載せてくれる。ふだん無愛想な末弟の提案で家族旅行が始まり、もはやそれは夏冬の恒例行事と化している。

 

秘密のグループを提案していなければあり得なかった光景だ。
考えてみれば、Facebookの満足は大勢に注目されることだけではない。気に掛けるべき人が気を使ってくれるだけで幸福感はずいぶん増す。Facebookを使っていた時、Facebookがない時代よりきっとあなたのハッピー度は高かったのではないか。
秘密のグループはそれを思い出させてくれるだろう。

 

■新しい事実に気づきました。ストーカーは阻止できます!

最新情報はこちら↓

★Facebookで“顔出ししても大丈夫な設定”見つけた! 「ブロック」と合わせ技で実現

 

【Facebookをストレスなく使うために】

★知り合い/制限リスト 完全版「うっとうしい人にFacebookの投稿を読ませない法」!

★Facebookで”顔出ししても大丈夫な設定”、やっぱりなかった!

★ダダ漏れFacebookには自分でカギを! 大切な人を守りましょう!   

★ブロックしてもストーカーは“顔”を見る! Facebookのプロフ写真なし、肯定論

★Facebookの設定は「公開」主義! 日本でその発想 「無茶でしょう!?」

ジャーナリスト石川秀樹>■■電本カリスマ.com

Ads by Google





…………………………………………