★あなたらしい投稿を控えめに! fbで一目置かれるコツ

Vol.1の16Pの補足
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きょうはタイムライン(TL)の説明の続きだ。
※TLのあるページをプロフィールページと言い、多くの人は「ウォール」と呼ぶ。
前回のブログ記事で私はこう書いた。

友達は“展覧会”を見に来ない あなたに限らない、Facebookへの誤解」

「展覧会」とは言うまでもなく、あなたのタイムラインのことだ。
タイムラインがあるばかりに、本当に多くの人が誤解している。
友達はあなたの展示スペースに来て、読んで帰るわけではないのに。

 
■ウォールに来て読む人はたった3%

数字ではっきり言おう、

 

ウォールにやって来てあなたの投稿を読む人は3%にすぎない。
97%の人は自分のニュースフィード(NF)で読んでいる。
だから、必ずしもあなたの投稿が読まれるわけではない。
他の友達の投稿もNFに表示されているから“競争”だ。

NFは“往来”みたいなものだから、どの記事を読むかは友達次第。

 
ここは重要なので、よく理解してほしい。
Facebookとブログやウェブのホームページとでは、
“お客様(ユーザー)”の意味がぜんぜん違う。
ブログ、HPは探して行くが、Facebookは偶然見かける。

 
ブログに来訪するのは、第1には「ファン」である。
お気に入り登録したりRSSで追跡してやって来る。
2番目の人は「検索」してたまたま発見して来訪する人。
実力のあるブログはこういう人がほぼ半数を占める。
そのほかツイッターやFacebookなどのソーシャルメディアから
“誘導”の文章に乗って来てくれる人がいる。
(私の場合は、この3番目のタイプの人が圧倒的に多い) 

 

 
以上、いずれの場合も「来訪」に明確な意図がある。
たまたま表示されているから読むFacebookとは意味合いが違う。
そうとう綿密に友達の記事をチェックしている人でも、
ニュースフィードで読む限り見落としている記事が多いはずだ。

 
その理由がわかるだろうか?
ニュースフィードという「流れる媒体」の上で読むから、見落とす。
さらに、もっとずっと重要なことは、
記事自体がNFに表示されていない場合が少なくないということ。
Facebookは友達の記事を100%は届けてくれない。 

Vol.1の16Pの補足 

■ニュースフィードにひしめくコンテンツたち

以上は「読み手」としてFacebookを視たときに注意すべきこと。
「書き手」になったときにはFacebookのこのクセのことに
もっと神経を使った方がいい。
よく考えてみてほしい。

 
例えば、……私のこの記事は長文だ。
でもニュースフィード上では他の大半の短い記事に混じって、
「数行」の体裁でNFに表示される。

知らない人はクリックして初めて気がつき、
『なに、この人の文章、長~~い!』ということになる。

 
コンパクトな文章より不利なことは明らかだ。
記事だけではなく、広告も記事のように現れるし、
友達のアクティビティ(いいね!した、友達になった)もある。
すべてが平等な「1コンテンツ」だ。


そういう中で選んでもらわなければならない。

あなたの記事は、競争に勝てるだろうか? 

 

■「テーマをもって書き続ける」のがコツ

こういう状況だからみんなも工夫する。
専門性、プロらしいうんちくを語るとか、テーマを決めたり、
シャレた気の利いた話を書き続けたり、写真で圧倒したり。
タイプはいろいろだけれど、特色を持ちそれを続ける。
つまり、あなた流が確立されていけばファンが増えてくる。

  

もちろん、リアルな交流も大切だ。
読むきっかけとしては「知っている」も大きな要素。
だから会うことに力を入れる人もおり、それも正解だ。

 
このへんはブログの読者獲得法と同じ。
きちんとしたテーマを持たないと、“固定客”はついてくれない。
「私は持っているから、簡単だ」思ったとしたら、甘い!

 

言っただろう? Facebookとブログは根本的に違う。
Facebookユーザーは、「交流のために」使っている人が多い。
“情報発信型”が過ぎると、Facebookの中では少数派になる。
(まるでこの部分、自分に言い聞かせるみたいだが・・・・・)


■目的があってFacebookを使うなら友達を選ぶ

読んでもらうには、むしろじっくりおつきあいする覚悟が必要だ。
人の投稿をよく読み、いいね!を押しコメントすること。
(自動いいね!はダメだよ。ズルしたら信用を失う!!)
最後にもう1つご注意申し上げる。

Facebookは人の輪を創りたがる   

あなたを中心にたちまちコミュニティができる。
この人たちがあなたに合っていれば申し分ないが。
あなたには「書く目的」があるはずだ。
その方向性と「友達」とがきちんと合っているかどうか。
的外れな人からいいね!をもらっても、あまり力にはならない。

 
非常にドライな言い方になってしまったが、
何か目的がある場合には、交流する相手はやはり選ぶべきだ。
Facebookでは友達がものをいう。

友達に助けてもらうことが非常に多いのだ。
友達に信頼される人はFacebookの効果を享受する。

 

友達を選ぶ―――
「選ぶ」ためにはもちろんこちらから存在を見つけ、近づいて、
相手に敬意を払って投稿を読むことから始めなければいけない。

 

その点、近道しない方がいい、ぜったいに。
Facebookをやっている人のリテラシーは高いから、
正直に接し、正面から訴えていかないと共感は得られない。

 
だからFacebookはあなたを裸にするのだ。

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ジャーナリスト石川秀樹>■■電本カリスマ.com

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