当ブログ「電本カリスマ.com」が、ブログの比較サイト「ブログ村」の”Facebook”ジャンルで参戦初日にトップブログとなった。
一方、私のビジネスブログ「遺言相続 Solution.net」も登録して3日目にして”遺言・相続・遺品”のジャンルで1位に躍り出た。
小さな分野でとはいえ、トップになる価値は大きい。あなたの戦略の参考にしてほしい。
「電本カリスマ.com」「遺言相続 Solution.net」のブログ村の”地位”はこんな具合である。
「電本カリスマ.com」の方はPV(ページビュー)が「7450」、2位が「90」だから、このジャンルを見たとき『トップに出るのは時間の問題』と思っていた。
■「PV」なら手ごたえあり、と予測
「ブログ村」の人気ランキングについて説明しておくと、ランキングが3種類ある。
▼INポイント順、▼OUTポイント順、そして▼PVアクセス順──の3つである。
何に対する「IN」と「OUT」か?
「ブログ村」に参加すると、登録した自分のブログ用に「バナー」と「ブログパーツ」が与えられる(サイドバーにhtmlで書かれた「タグ」をはめ込む)。
そのバナーをクリックして「ブログ村」に入るのが「IN」、逆に「ブログ村」経由で自分のブログに来るのが「OUT」。
この動線に対して一定のポイントが与えられる。
「PVアクセス」は文字通り自分のブログを閲覧した延べ回数(Google Analyticssfの数字とは必ずしも一致しない)。
こういうルールなので、「IN」「OUT」はよくわからないが、『PV的には上位に行くだろうな』と予測できた。
ポイントは「7日間」を1単位として表示される。
「電本カリスマ.com」は月間10万PVくらいあるので、何日かすれば上位に定着するはずだった。
(思った以上に早く結果が出たのだが)
「ブログ村」には非常に多数のジャンルがある。
「Facebook」は「ネット」という大きな枠の中の1ジャンルだ。
参加しているのは「97サイト」(「な~んだ」と言わないでいただきたい)。
「ネット」だと「6880サイト」。初日の今日は「107番目」に過ぎない。
(しかし「7日トータル」ならかなり上に行きそうだ)
■ジャンル、テーマにより閲読に格差
「電本カリスマ.com」は文字通り「電本(電子書籍)」のことを書こうとして、2014年3月からスタートした。
当時も今も私は「ミーツ出版株式会社」の社長であるから、このブログはビジネス主体のはずだった。
ところがFacebookのことを書いているうち(ビジネスを認知してもらったり「集客」の意味でFacebook活用はわがビジネスと無縁ではない──という理由)、Facebook色が強くなりすぎてしまった、それで電本や自費出版に関する記事は「電本館リアル出版部」というビジネスブログをもう一つ立ち上げ、移すことにした。
だから「電本カリスマ.com」は今では私の”趣味のサイト”である。
私がにわかに「ブログ村」に注目し始めたのは、3つのブログを運営していて、テーマの違いからか、閲読者数の格差があまりに大きく『これはジャンルやテーマによって集まる人の数は最初から格差があるのではないか』と思い始めたからだった。
最もこの種のデータがあるところはどこか?
検索しているうちに「ブログ村」の存在を知った(だいぶ私は世事にうとい)。
それで早速、現在の私の本業である「遺言相続(終活も含めた相続対策)」のジャンルを調べてみた。
■きちんと客層を捕まえていた!
うってつけのジャンルがあった。
それが冒頭、2枚目の写真として掲げた「遺言・相続・遺品」というジャンルである。
誰にとってもわかりやすいPV数を検証してみた。
予想していた通り、どのサイトもあまり大きなPVを獲得していない。
ブログにこだわる理由は、新しく始めた相続と言う分野で知られるようになるために何が武器になるかと考えたとき、『やはり書き物であろう』と考えたからだ。
書くことは得意。難しいことをわかりやすく”翻訳”できる。
高齢者はネットで文章を読まないかもしれないが、私と同じ団塊世代以降の高齢者、準高齢者は問題なくネットを駆使する。
この層にアピールしたいと思った。
しかし書いても書いても手ごたえがない。
同じ筆者(つまり私)が書いているのに、「電本カリスマ.com」と「遺言相続 Solution.net」ではPVがケタ違い。
どころか、「0」が2つ違うくらいの差がある。
自分なりに、ネットを通して人に問題を訴えていく力はあるし、方法も知っている、と思っていた。
その自信が砕けそうだった。
だから「ブログ村」で、”不振”が自分の実力のなさから来ているのかどうか、確認してみたくなった。
数字は正直だ。
ジャンルによって”集客”(興味のある層)の厚みがまったく違うことが、すぐに了解で来た。
「遺言・相続・遺品」のジャンルでは、トップ記事でも私のさんざんなサイト(と本気で思っていた)で追いつけそうな感じがした。
結果的には1週間を待たず、3日でトップになることができた。
数少ない関心層ながら、私のブログはその関心ある人々の一定の層をきちんと捕まえていたことになる。
■ネット上で圧倒的な存在感を
「遺言・相続・遺品」のジャンルに参加しているサイトは231。
このジャンルが属する1つ上のジャンルは「その他生活」であり2万6127サイトが参加している。
小さなジャンルではトップに出たものの、「その他生活」では1000位前後。
「電本カリスマ.com」の盤石さとは大きな開きがある。
それでも小さなジャンルながら手ごたえを得られたことは、大いに自信になった。
「遺言・相続」については書きたいことが山ほどもある(まさに「山」と言うほどのネタだ)。
例えば「遺言」で書きたいことの一つに「遺言の文例」があるが、これについては「最低でも100文例」は書きたいと思っている。
書いたのはまだ6例である。
これからまだ何十倍も書くべきことがある。
それを書き切ればこのジャンルの中では、圧倒的な存在感を得ることができるだろう。
不思議なことだと思う。
終活や遺言相続、そして相続対策は今、(今年「相続税法」が大きく変わり税負担が増大したため)大いに脚光を浴び、ために士業、税理士、司法書士、行政書士、弁護士などなどからの新規参入が引きも切らないのに、ネット上の大権威は存在しない。
私の最終目標はそこだ。
三日天下に終わらぬよう、引き続き努力を重ねたい。
◇
最後は宣伝のようになってしまった、お許しを。
言いたかったのは仕事上の「所信表明」ではなく、
ブログは努力すれば(ユニークな視点とあきずに書き続ける粘り強さがあれば)必ずそのジャンルで、頭一つ抜け出すことはできる、ということだ。
小さな”世界”でもトップになる。
これは必ず信用、信頼につながる価値ある戦略だと思っています。