Facebookは格差好きだ。投稿の表示数(リーチ数)は同じ人が書いても「250倍」の差が出ることがある。ニュースフィードができて以来、どの投稿をどの友達やファンに届けるかはFacebookのアルゴリズムが決めるようになったからだ。
CATEGORY Facebookの教科書
★ニュースフィードの登場でFacebookは変わった 本当に、劇的に!!
2006年にニュースフィードができて、Facebookは劇的に変わった。友達がウォールを訪ね合うことが減り、ユーザーは友達の投稿をニュースフィードで見るようになった。交流の疎密を決めるのは今やFacebookだ。
★個人ページは2つある! 友達のことは「ホーム」、自分の投稿は「プロフィール」ページ
Facebookの個人ページは2つある。プロフィールページとホームページ。プロフページにあるのがタイムライン(ウォールとも呼ばれる)、ホームの方にあるのがニュースフィード。んっ、よけいにわからなくなった?
★Facebookは“拡散屋”、友達が意識せずにお手伝い! ただしその効果はすぐに減衰
Facebookはあなたの投稿した記事を思いもかけない方向に広めてくれる”拡散屋”だ。いいね!、コメント、シェアなどあなたのなにげない行為がクチコミ発動の引き金になる。
★Facebookの立ち話は路上で終わらない。設定が「公開」だとダダ漏れ、ご用心!
Facebookの立ち話(記事及びコメント)はあなたのウォールだけにはとどまらない。いいね!とかコメントとかのなにげない行為がクチコミの引き金になって「友達の友達のニュースフィード」へと流れていくからだ。
★Facebookは「善き社会を実現する」意思をもったツール、ただしじゃじゃ馬だ!
Facebookは非常に特殊でクセのあるソーシャルメディアだ。機械的に情報を友達全員に届けるツールではない。まるで自分の意思があるかのように「届けるべき人」に情報を届けようとする。
★個人がメディアになるなんて、なんとすてきなことだろう! 有史以来初の体験だ
ソーシャルメディアの時代とは、あなたが「メディア」になれる時代ということだ。Facebookはメアドではなく友達・フォロワーに向けて情報を一斉送信。あくまで個人が個人に向けての発信だ。有史以来初の事態を私たちは経験している。
★今年は「日本一Facebookの本質を熱く語る男」になる
Facebook解説の電本(電子書籍)を3冊、先ごろ上梓した。日本人はまだまだFacebookを使いこなせていない。本質がよくわかっていないのだろう。今年はFacebookのことを日本一熱心に語りたい。