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★バズ部式「信頼のマーケティング」がぶち壊しだ! コメントしたらFacebookに無断表示

 

けさFacebookページを開くとこんな記事が貼りついていた・・・・・。

Facebookの個人ページにこんなコンテンツが貼りついていた

 

まさに「貼りついていた」という表現が正確である。自分でシェアしたものではない。
この”商材”を評価はしているものの、意思とは別に勝手に表示されると違和感が残る。
はて? 一瞬とまどい、そしてすぐに思い出した。
<そういえば昨夜、「バズ部」への感想を書いたのだった>
それがそっくりそのまま、シェアしたような形で載っている!

 

■「クチコミ強制発生」のまやかし手法だ

どこかで見たような手法だ。
そうだ、ハンチクな情報商材屋が以前、同じ手を使っていたっけ。
「クチコミ強制発生ツール」などといって、それをエサにサイトに誘導していた。
誘導に乗ってクリックしていくと、いつの間にか「承認」したことになっていて、
しばらくして友達に「Facebookに変なの貼りついてますよ」と指摘された。
それはたちが悪く、削除してもすぐにまた現れ、退治するのに苦労したものだった。

 

<まさかね、バズ部が同じことをするなんて・・・・・>
それでコメント欄に「信頼を裏切られた」と書き、その後、記事そのものを削除した。
タイムラインを占拠されるのはいい、しかしFacebookでタイムラインに載るというのは
2次的な影響を及ぼす――友達のニュースフィードにも表示される可能性が高い。
だからスパムな情報商材屋は「クチコミ強制発生」などと豪語していたのだった。

 

やってはいけない手法である。理由はコメントに書いた通り。
逆効果なのだ!
私の場合は、百年の恋が一気に冷めたような感がある。
それだけ信頼していた。なのに最も下劣な情報商材屋がやるのと同じことをするなんて。
いや、今回はもっと悪い。「いつのまにか承認させられる」という過程すらなかったのだから。

 

ホワイトペーパーへのお誘いからそれは始まった

 

<2ページに続く⇒⇒⇒

■説明一切なし、いきなりFacebookに

「ホワイトペーパー」へのお誘いからそれは始まった。
それを入手するには前にダウンロードした文書への「感想」を書かなければならないらしい。
書くのにやぶさかではない。
正真正銘、バズ部式の「コンテンツの質を重視するSEO」手法に共鳴していたから。
それで、もちろん感想を書いた。

 

赤字でごていねいにも「コメントは3行以上で」と書いてある。バズ部式の自信がかがえる

 

赤字でごていねいにも「コメントは3行以上で」と書いてある。
「条件に満たない場合はプレゼントのPDFをお渡しできない場合があります」
と、これも高飛車だが、ほれ込んだ身としては「バズ部式の自信」と好意的に受け止めた。
下欄を見れば何の説明がなくても、コメントがこのように表示されることが了解できる。
結果、写真のようなコメントを送信したわけだった。

 

■まともなマーケティングをしたい

それがFacebookでバズ部式がアピールしたい”電子版”のプロモートに利用された。
たぶん、コメントすると「シェア」か「タグ付け」したことになるのだろう。
手法は単純だが効果は大きい。私以外に364人がコメントしていた。
全員がFacebookをやっているわけではないだろうが、友達にまでこの情報は広がる。
そして、バズ部に与えた個人情報にFacebookアカウントはなかったはず・・・・・。

 

ということまで考え合わせると、
「プロのやることは空恐ろしい」と素人の私は怖気づいてしまう。
バズ部は見習いたい。SEOについて正確な知識を持っている。その手法もまっとうだ。
だからバズ部式をもっと研究すれば、このブログの閲覧率を高められるかもしれないと考える。

 

しかし、人を出し抜くような手法はとりたくない。真正面から向き合いたいだけだ。
一言でいえば「まともなマーケティング」ということ。
そこから生まれるであろう”ご縁”を大切にしていきたい。

 

今はバズ部への信頼が崩壊し、道が見えかけていたのにまた暗闇に入ってしまった印象だ。

 

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石川 秀樹: