2015年5月からFacebookではコメント直下で返信できるようになった。この機能は便利だが、一部の人が以前から使っていた<名前指定[@友達名]の返信方法>もスマート、かつ有用な方法で捨てがたい。
ご存じない人のために<名前指定[@友達名]の返信方法>を紹介しておく。
■ @友達名で返信する方法
ご覧の写真、赤線を引いた部分が「青字」になりリンクが張られていることがわかるだろうか。コレが「コメントに直接返信する」もうひとつの方法だ。
Facebookお得意の機能「タグ付け」を使うのである。
やり方は簡単、「@」のうしろに「友達」の名前を入れるだけだ。
Facebookは最近タグ付けを推奨しているようで、コメントへの返信の場合、友達名の最初の1、2文字を入力すると「候補名」がすぐに表示される。
あとは表示されたメニューから、友達名を選択するだけだ。
選択直後はこんな感じになる。
■「タグ付けして返信」が捨てがたい4つの理由
[@友達名]の方が明らかにひと手間余計にかかっている。
コメント直下に返信を書く方が簡単で、表示上もわかりやすそうだ。
それなのになぜ「めんどくさい方法」をおすすめするのか。
理由が4つある。
- まとめて複数の友達に返信できる
- 返信相手にお知らせが届く
- 相手だけでなく、多くの人にアピールできる
- タグ付けの活用法の1つであり、もっと使ってほしい
「1.」について。
コメントに友達をタグ付けするのは複数の友達でも可能だ。
※コメント欄で改行するには「Ctrl+実行キー」でできる(PCの場合)。
「2.」について。
コメントへの返信で友達をタグ付けすると、相手に「お知らせ」が届く。
これはあまり知られていない機能だが、非常に便利だ。
なぜなら、友達はたいていニュースフィードであなたの投稿を見つけコメントする。返信があったか、ニュースフィードに戻って元の投稿を探す人はまれだろう。
そんな時に―――
「お知らせ」を開けば「あなたについて書きました」と直接伝えられる。
あとはそれをクリックすればニュースフィードの元の投稿を開けるわけだ。
「3.」について。
コメントをたくさんもらったとき、個別に返信するより「1.」の方法を使った方が合理的な場合がある。個別返信では届くのは相手のニュースフィードだけだが、ふつうにコメント欄を使えば多くの友達のニュースフィードにコメント内容が届く。
友達全体へ謝意を伝えたいとか、投稿内容を補足したい場合などは、こちらの方法の方が「個別」にも「全体」にも伝わり合理的だ。
■タグ付けは「文章中」にも使える
「4.」について。
この記事の冒頭に書いたように、返信を直接相手に伝えるために今回はFacebookの「タグ付け」機能を使っている。
タグ付けは「写真に使える」だけではない。「文中」にも使えるのだ。
1枚目の写真がその例で、ふつうの投稿に友達をタグ付けした。
タグ付けすると(相手側の設定にもよるが)タグ付けした人のタイムラインに記事そのものが表示される。これは確実に相手に「あなたに関連したことを書きました」と知らせる意味だ。
(タイムラインへの書き込みを嫌う人は、読んだら削除して構わない)
※タイムラインに来て読む友達は少ないので、削除する必要もないのだが。
もちろん「お知らせ」としても届くから、多くの人に伝え、かつ特定の相手にどうしても届かせたい場合は、「文中へタグ付けする」は強い味方となる。
◎文中に友達をタグ付けするコツ
ただ、文中へのタグ付けは少しばかりコツがいるので注意が必要だ。
冒頭の写真では、文章の中ほどで「友達のタグ」を挿入した。
この場合、文章のままに「@マーク」をはさみ「友達名」を入れても、候補名が表示さないことが多い。最もタグ付けしやすい場所は「1行目の先頭」だ。
だから私は少し文章を書いたあと、行の先頭に戻って「@マーク」した。
現れたメニューから友達を選択できたら、必要な文章をコピーかカットし、友達のタグの前後にペーストする。「友達タグ」自体をコピペして好きな個所に挿入した方が早そうだが、しばしば失敗しリンクが崩れてしまう。そうなると2度手間なので、リンクの付いた友達タグは動かさないようにして、必要な文章をタグの前後にペーストするようにしている。
この方法でコメントの先頭で「@友達名」を書き込めば、まず間違いなくコメント下友達の名前はタグ付け候補のメニューの中に現れる。
もらったコメントに直接返信する方法は2つある。
ケースバイケースで使い分ければいいと思う。
写真がなくても文章に友達をタグ付けする方法は2、3行の短文ばかりでなく、長い文章に使っても有効だ。関係する友達に目を通してもらいたい場合など、使えるケースはいろいろありそうだ。覚えておいても損はないと思う。
■■■■■■【Facebook活用のヒントを集めてみました】
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