きょうiPhoneを開いたら、友達の誕生日にビデオメッセージが送れるようになっていた！
「バースデーカメラ」というらしい。今のところスマートフォン限定の新機能だ。
バースデーカメラは友達との交流を重視するFacebookの、新しい習慣になるかもしれない。
友達の誕生日にどんなメッセージを贈ろうか、頭を悩ましている人は少なくないに違いない。写真付き、カード付もいいが、きょうからは手軽にメッセージ動画が送れる！
■バースデーカメラはココから送れる
iPhoneで（今のところiOS専用）Facebookアプリを開き
▼イベント → ▼近日予定 → ▼（下までスクロール） → ▼「もうすぐ誕生日の友達」を見つける → （画面は下左のようになっている）
バースデーカメラはここから作る
「今日が誕生日」の友達が表示されている（画面右上の「▷」をタップすればもっと大勢の友達が現れる）。
友達の「ペンマーク」（右端）をタップすると、左の画面になる。
下の方に青いバーが出現して「誕生日の動画を撮影しよう」と誘う。
※この青いバーが現れるのは「今日が誕生日の友達」だけだ！
青いバーをタップすると動画作成画面となる（下左）。
バースデー動画の作成画面
「誕生日の動画を撮影しよう」の意味がいまひとつ分からなかったけれど、これで
＜ああ、私が友達にお祝いの言葉を贈るんだね＞
ということがわかった。いきなり自撮りだ。しかも動画！
赤いボタンの上に「スワイプしてオーバーレイを追加」という一文があるのが見えるだろうか。
これは自撮り画面の上下に映っている”飾り”を切り替えるという意味らしい。飾りは6種類。右の写真は「6番目の飾り」だ。下の方に「HAPPY BIRTHDAY」とある。シンプルで気に入った！
赤いボタンを押して撮影開始。
最長15秒撮れる。メッセージとしては十分だ。
再びボタンを押して撮影を終了するとこの画面に変わる（下左）。
撮り終わるとこの画面。満足なら「次へ」をタップ
画面の上を見てほしい。
「撮り直し」か「次へ」か。
緊張してうまくいかなかったときは撮り直しすればいい。撮影画面に戻ってくれる。
出来栄えに満足なら「次へ」をタップ。
すると右の画面に切り替わる。
この画面に来て初めて、ビデオメッセージは友達のタイムラインに送られることがわかった！
ビデオの共有範囲は［友達の友達］だ。これがFacebookの初期設定。
友達の中には、「大勢に見られるのはどうもなぁー」という人もいるかもしれない。
大丈夫、共有範囲はビデオを送られた友達側で切り替え可能だ。
（逆に言うと、送る側は［友達の友達］宛てであり、範囲は変えられない）
■タイムラインへの書き込みを嫌うなかれ！
バースデーカメラの説明は以上だが、少し心配がある。
日本では、タイムラインへの書き込みを嫌う人がいる。
この点、タイムラインへの書き込みや自分へのタグ付けは”人気者のあかし”として大歓迎するアメリカ流とかけ離れている。日本のユーザーの方がガラパゴス化しているのだが、現実問題として書き込み嫌いがいることは確かなようだ。
だからバースデーカメラはグッドアイデアなのに日本では定着しない可能性がある。
それはさみしい。
なので余計なお世話ながら、タイムラインへの友達の書き込みを毛嫌いする必要がないことをあらためて書いておく。
タイムラインは「自分の部屋」ではない。
その証拠に、タイムラインに投稿したコンテンツが勝手に友達のニュースフィードに飛び出していく。どこで書こうが「密室」にはならないのだ。
このことを友達の側から見ると「あなたが投稿したコンテンツを、私は自分のニュースフィードで見ていますよ」ということになる。わざわざ「あなたのタイムライン」に出掛けて見ているわけではない。
実際に、友達のタイムラインを訪れるユーザーは、多くても3%くらいにすぎない。
ゆえにあなたのタイムラインが友達の誕生日メッセージに埋め尽くされようと、あなたの記事の閲覧率が急に低くなりはしない。
誕生日メッセージの殺到はあなたが好かれていることを表すけれども、あなたの投稿の広がりを決して妨げない。
書き込みを歓迎していいのだ（返信するのはもちろんくたびれますが）。
■殺到が嫌ならこんな手も
それでもどうしても嫌なら、あなたのプロフィール欄に「誕生日」を書かなければいいだけだ。
今度のバースデーカメラも、「イベント」の一角にあなたの誕生日が表示されているからこそ来ているわけだから。
元の情報をFacebookに与えなければ、誕生日も静かな1日になる。
「どうしても」と言うなら、こちらをご参考に。↓
★Facebookの「誕生日メッセージ」殺到に悩む人に効く処方せん！
バースデーカメラは友達との交流をより深くするために追加した機能の1つだ。
このところFacebookは矢継ぎ早に”友達重視政策”を採用している。
特定の友達の投稿を重視する「トップに表示」を導入したり、「ハッピーフレンズデー動画」を発表したり。
Facebookは今後ますます「友達重視」を徹底していくだろう。
Facebookを活かして生活（Life）を充実させたければ、このバースデーカメラを使わない手はない。
★特定の友達の投稿を「トップに表示」、Facebookが新機能を追加！ ニュースフィードの大改革だ
★ハッピーフレンズデー動画はココにある！ スマホで作ろう”自分流”動画 !!
