いやー、マイッタ! 俺もバカだねーぇー!!
というグチをきょうは述べることをお許しいただきたい。
ニッポンの会社のサービスについていろいろ書いてきたが、今回は自分のミス。
勝ち目はないのではじめから文句は付けなかった。
でもね、良心的な会社ならもう少しマシな対応がある、なんて思うものだから
恥かしい失敗談をみなさんに披露する。
2年の余も毎月3,150円をムダに払い続けてきた、という話だ。
「電本館」サイトを運営するためレンタルサーバーを借りている。
GMOインターネットが運営している「お名前.com」のサーバーである。
料金は1,365円/月、迷惑フィルターも付けて計1,470円/月だ。
ところが数か月前に明細書を見て「4,620円/月」払っていることに気がついた。
「はて、こんなにサーバー料、高かったかな?」
よく読むと「MakeShopビジネス 3,150円」の項目がある。
電本は売っているがGMOのシステムを使っているわけではない。
すぐに担当者に尋ねればよかったのだが、忙しさに紛れて忘れてしまった。
それから半年余、先日またメールの明細が来て、今度はしっかり気に留めた。
GMOに解約したい旨を伝えた上で、「MakeShop」が何なのか問い合わせた。
きょう返信があり
MakeShop は、ショッピングサイト構築・運用のためのサーバーサービス
であることが分かった。
すでに電本の販売サイトを立ち上げている当社にとっては不要なサービス。
なぜそんなものがずっと付いてきたかと言えば、
「2013/07/04 のドメインのご取得の際に、お申込みページにて
[MakeShopを同時に申込む]
チェックを付けられたうえでお申込みいただいております。」
とのことだった。
なるほど、早く気づかなかったコチラが悪いわけね。
支払つづけた2年間分を返金要求したが、当然のごとく、断られた。
「それはお気の毒に」とは決して言わない(のも仕方ない)。
ただね、1つだけGMOに注文を付けたいところがある。
※ご解約日は最短で翌月末日となります。
翌月末日を選択できるのは当月最終日の23:
きょう6/16に契約解除を申し入れたわけだが、
契約が解除されるのは7月31日になる、ということだ。
つまり、今月と来月の分6,300円はガッチリいただかれることになる。
なんだかねぇ、泥棒に追い銭をやるような気分。
解除の手続きなんか、一瞬で終わる。
それを1か月半先に延ばすのは、ただただ翌月分を稼ぐため。
お客様の都合ではなく一方的な「会社の都合」だ!
とりたててGMOが悪い会社というわけではないが、
自分の中で、この会社の印象は最悪になった。
ザッポスだったら
「秀樹さん、それはまったくお気の毒でした。
今度は当社のサービスをぜひご利用ください(期待を裏切りません)。
もちろん使われなかった料金、全額お返ししますよ!
サーバーを今後とも末永くご利用くださいね」
くらい書いてきたと思う。
ザッポスは顧客を熱狂させるサービスで有名な米のネット靴会社。
お客様が『こう来るだろうな』という想像をいつも裏切り
“その上のサービス”を提供することを無上の歓びとしている。
まさかそういう対応をGMOに期待したわけではないけれど・・・・・
私が社長ならザッポスの上を行くサービスをひねり出すだろう。
だって、ソーシャルメディアの時代だ。
こんな文脈で名前が出るより
「GMOときたら、コッチのミスをこんな風にカバーしてくれたんだぜ」
と書かれる方が、好感度が増すに決まっているから。
【日本の会社というやつは】
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